2人のマルチナ
マルチナ・ナブラチロワ と マルチナ・ヒンギス。
「女子テニス選手の中で誰が好き?」と聞かれれば、ダントツこの2人。
1980年生まれのヒンギスは、その時すでにトッププロとして活躍していたナブラチロワにあやかってマルチナと名付けられた。
この2人のマルチナのテニス選手としての偉大な共通点は、シングルスとダブルスの両方で世界ランキング1位になっているということ。(こういう選手は極めて数少ない)
そう、2人のマルチナは、2人ともマルチなテニス選手なのだ。(つまらないダジャレだ)
記録の話をすると、ナブラチロワは全てのグランドスラムの全ての種目で優勝するという「ボックスセット」を達成している。
さらに詳しく言うと、全英・全仏・全米・全豪の女子シングルス・女子ダブルス・混合ダブルスで全て優勝し、その優勝回数の合計は、な、な、なんと、59回!!!(ありえない数字でしょ)
ナブラチロワの記録が驚異的過ぎるのだが、ヒンギスも素晴らしい実績を誇ってる。
まず、女子ダブルスで四大会全てに優勝している。
シングルスでは、惜しくも全仏のみ準優勝が2回(2回目の決勝の相手はグラフだったね~)で、全英・全米・全豪では優勝。
混合ダブルスも、全英と全豪で勝っていて、全ての優勝回数の合計は、18回!!!
これもスゴい記録だよね、グランドスラムで18回の優勝なんだから。
そして、ヒンギスは現在もダブルスで活躍している。(現在ダブルス世界ランキング2位)
だから、これからも更に記録を伸ばしていくんじゃないかなー。
というわけで、今年最後のグランドスラム全米オープンが開幕する。
錦織選手がどこまで行けるか、セリーナの年間グランドスラムなるか、このあたりが最も話題になるところだろうけど、個人的には、ヒンギスのダブルスに大注目だ。