LD学会広報活動をちょこっと報告
10月に行われる日本LD学会の佐賀大会(会場は福岡)を宣伝すべく、2日間で佐賀市内の私立高校を4校訪問させて頂いた。
アポ無しの訪問だったにもかかわらず、快く面会して下さった4校全ての校長先生、副校長先生、教頭先生に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
で、そのことについてちょこっと報告させてもらおう。
今回、弘学館、北陵、佐賀学園、龍谷の4校に学会大会のポスターと案内チラシを持って訪問させてもらった。(今回自分の担当はこの4校、清和には別の担当者が伺うと思うのでその時はよろしくお願いします)
大会は当日参加もOK、会員以外の一般の方も参加OKとなっているので、各学校の教職員の方にも告知してもらうというのが目的。
まずは、弘学館。
特別支援教育とは最も遠いと思っていた弘学館だが、校長先生の知識、認識は深かった。
特別支援というものをカリキュラムなり職員研修なりで具体的に組み込まれているということではないが、この学校の1番の特徴は寮生活だ。
中学生からの寮生活の中で、しつけられること、学びとること、成長することが色々ある。
この寮という環境が、ソーシャルスキルトレーニングの場であるともいえるのではないだろうか。
次に、北陵。
この学校は中学校時代勉強が苦手という子は多いので、先生方の気の配り方も徹底している。
何より各学科で専門資格を取るための実習が学習のメインになるため、目標が明確で時に厳しく指導されることも生徒たちが受け入れやすい環境だと思う。
ちゃんと手順を守らなかったら大けがにつながるとか、事故が起こるとか、最悪の場合一緒に実習してるグループのメンバーに被害を与えてしまうなど、ちゃんとやらなきゃという空気を徹底しなければ大変なことになるのだ。
そういう中で、個々への励ましやケアも常に考えて指導されているということだ。
さらに、佐賀学園。
こちらも科によって勉強が苦手な子が多く集まるので、数年前から学習についての具体的な取り組みをされている。
「まなトレ」という教材を使って小学校~中学校までの基礎計算などの復習をする「学び直し」の時間を設けられているのだ。
とにかく自分が「これなら出来る」と自分で思えるところまで戻って出来たという経験を積ませていくこと。
特別支援教育の考え方そのものだ。
最後に、龍谷。
ここは中学校から併設されていて、実際に発達障害などについての相談などに接する機会も多いということもあって、特別支援教育に対しての意識はとても高い学校だ。
具体的な取り組みとしては、職員の知識や意識を高めるために、自閉症研究の第一人者である服巻智子先生を招いて定期的に研修会を開かれていること。
ということで、全ての学校でこちらの話を熱心に聞いて頂いた。
ポスターを掲示して頂くこと、先生方に大会について告知して頂くことを了承して下さった。
今回の報告は、以上でござる。
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