経験は○○たちの△△だ
先週の話。
「天井の壁紙がはがれてるから何とかして」とオフクロに言われてたんで、強力接着剤を購入して実家へ向かう。
こんな感じで台所の天井の隅がね、ペロンって。
早速補修作業開始ー。
よいしょ。
実はこういう日曜大工的な作業は、あまり好きでもなければ得意でもないのだ。
だからと言ってはなんだが、雑なんだよねー結構、作業が。
道具の説明書とか読まないし、段取りも考えずにとにかく後先考えずにパパッとやっちゃうのよ。
パパッと・・・。
あら。
ひえーっ!!!
垂れてきた!垂れてきた!!強力接着剤が!!!
あーあ、こんな感じよ。
で、これまた後先考えずにすぐに石鹸でゴシゴシ洗ってしまう。
・・・なんか、ヌルヌルになってどうしようもない状態になっちゃったんだけど。
で、時間を置いて乾いたら。
あら。
消しカスみたいに丸まって、綺麗に取れちゃった。
石鹸で洗うんじゃなくて、乾かすべしってことね。
ふー、とりあえず完成。
塗りムラがあったり、ちょっとブカブカしてるとこがあったりで少々不満が残るが、良しとしよう。(結果に対する評価もテキト―)
こういう風にね、段取りや要領が悪いっていうのは勿論好き嫌いや得手不得手っていう要素が大きいんだろうけどね。
経験が足りないことから知恵が蓄積されてないっていうところに、根本原因があるんじゃなかろうかと思ったりするのね。
何事も経験が大事。
というより、絶対必要。
経験からしか学べない。
というより、学ぼうとしない。
うーむ。
中3の国語のテキストの中にこんな文章があった。
『ローマの史家リヴィウスも、こう言っている。「経験は愚者たちの教師だ」と。その意味は、経験から何も学ばない愚か者には、いやというほど経験を与えねばならない、ということだろう。何度も経験しなければ、彼らは何ひとつさとらず、懲りないのであるから。』
はい、ごもっともです。
結構、塾でも壁紙の補修みたいな作業はやってきたけどねー。
天井に接着剤はねー。
ええ、いやというほど経験していかないとー。
はい、ばんばりますー。
と、日曜大工の愚か者は誓うのであった。