寄らば大樹の陰
頼りにするなら勢力のある者の方が安心で利益も得易いという意味のたとえ。
これ、あんまりイイ意味では使われないのかな。
こういう生き方ってのは、ちょっと印象悪いのかしら。
でもね、良い子のみんなー。
大体そうなんだよ、世の中は。
自己保身っていうことだけではなく、人気者に人は集まる。
就職希望される人気の会社だって大企業。
政治だって権力を握ってる者に人は寄ってくる。
それは悪いことではない。
ただ、大きな木の下でじっとしてれば幸せになるってことではない。
大樹の陰に隠れてれば安心安全なんてことはない。
大樹に寄ることを選択するのも自己実現のひとつの手段なんだ。
勢力のある者の仲間になることで、自分のやりたいことの可能性が広がったり、実現の可能性が高くなるってことは当然あるだろう。
そのための「寄らば大樹の陰」であるならば、いや、そうでなければ、と思う。
だからどっちにしても自分の考え、自分の希望、自分の意志ってもんをちゃんと持つことだね。
そういうことの下地をつくる小学生、中学生の授業になればいいな。
そんなことをふと思った。
まー、自分は大樹には寄らないけどね。
また使っちゃった、このイラスト。