神経質に気遣う心と大らかに楽しむ心のバランス
去年の話。
テレビで、お笑い芸人さんがしゃべってた。
その芸人さんが若かったころ先輩数名と飲みに行った時。
ビールが配られる。
店員さんから自分が受け取り、まずは先輩の方へまわす。
礼儀上そうしていたのだが、自分としては不本意だったそうな。
全員にビールがまわって乾杯するまで先輩も待たなくてはならない。
先輩には一番冷えた美味しい状態で飲んでほしい。
だから本当は最後に持ってこられたビールを先輩に渡したい。
でも、それは失礼に取られるから出来ない。
そういう葛藤があったらしい。
・・・なんとまあ、気を遣う人なんだろうなーと思った。
これだけ気が回る人だから、芸人としても一流になれるんだろう。
うーん、スゴイね、と思ってた直後。
その芸人さんの相方であるお兄ちゃんが、ひと言。
「ビールは数分でマズうなったりせえへん!」
うーん、これもまた真理である。
やはり絶妙のバランス、千原兄弟。
そう、バランスの問題だねー。
コンビの場合は2人でバランス取れればいいけどね。
自分1人の心の中、出来るだけイイ感じでバランス取っていきたいもんだ。