学習内容の精選って何だ?(前編)
ちょっと前の新聞にこのような記事が載っていた。
学習指導要領の改訂作業の検討会が開かれたそうで、そこでの話。
文部科学省は指導要領が定める学習内容について、必要に応じて精選することを含めて見直す方向性を示した。
とのこと。
要するに、「教科書の分量が多過ぎないか?」ということで、減らす方向で検討するってことなのだろう。
しかし、文科省のコメントで
「内容の削減を行うという趣旨ではない」
というのが、よく意味が分からない。
「精選」と「削減」
一体何が違うんだろう。
「過度な負担が生じにくい在り方の追求」
とも書いてあった。
「教師と子ども双方の余白の創出が必要」
とも書いてある。
要するに、教科書内容が多過ぎて消化するだけで目一杯。
いや、全部消化することも難しくて授業の創意工夫どころではない。
だから内容を減らして余裕を持たせましょうってことではないのか?
カッコつけようとして説明がいちいち分かりにくいから現場にも浸透しづらいのではかなろうか。
(後編に続く)

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