歴史を知る意義
「げたんは」というお菓子を食べた。
げたんは(下駄ん歯=下駄の歯)に形が似てたそうで、そう呼ばれたらしい。
味は黒棒(くろんぼう)と同じような感じ。
パッケージにちょっとした歴史の話が書いてある。
江戸時代、甘いモノはぜいたく品で庶民は大ぴらに食べることが出来なかったらしい。
だから隠れて食べる。
それも一見お菓子には見えないような形に作って、名前もお菓子らしくないように。
見つからないように食べるための工夫だったってことね。
更に、下駄も庶民にとっては貴重品だったそうで、ぜいたく品のお菓子と貴重品の下駄を結び付けたネーミングはちょっとした洒落のセンスを感じさせる。
そんな庶民の知恵と洒落心が生んだお菓子。
こういうのを知って食べると味わいが違って感じられる。
あくまで気分だけど、歴史を知る意義ってそんなとこにもあるような気がするのね。
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