» 県立高校入試倍率（第１回調査結果）

今朝の新聞に掲載された県立高校希望状況を見てみよう。




県下全校の平均倍率が１．２０倍。




これはまあ、ほぼ例年通り。










毎年生徒数は減少している。




その分ちょっとずつ高校の定員を削減することで、だいたい平均１・２倍程度という倍率になる。










しかし、ホクトに通う生徒の受験学区の高校で見てみよう。




東は鳥栖から、西は小城、牛津まで。




その学区の高校に絞った平均は、１．３２倍になるのだ。




これもまあ、例年通り。










今年注目のひとつは、何といっても佐賀西の定員が１クラス削減されたこと。




大体、定員が減ったその年は倍率が上がるもの。




で、今回は・・・１．６４倍。




去年の同じ時期は、１．４４倍。




一昨年が１．５５倍だから、やっぱり高めになったね。










佐賀北にも注目。




普通科で、２．３１倍。




これまた例年以上にぐっと上がってる。










佐賀商業の商業科、１．７０倍。




佐賀工業の機械科、１．９１倍。




といった具合に、どこも高いんだよ。










ふむ。




そういうわけで、ほとんど例年通りの高い倍率であることが確認できたところで、念を押しておきたい。










今の時点で、どこなら合格し易いのかなんてことを考えるヒマがあるなら目の前の英単語ひとつ覚えようね。




化学反応式ひとつ練習しようね。




歴史の教科書読み返そうね。




家庭学習の課題１ページでも進めようね。










例えば佐賀西。




２８０名の定員に対して４６０名の希望者がいるが、例年の合格ライン得点を確実に取れる実力がついてる子はまだ１００名いるかいないかという程度だろう。




残りの３６０名以上は、これからの頑張り次第で決まる。




これはどこの高校でも言える状況。










小学校から中学校に受験なしで進むような感覚で、自然に高校に進学出来るという感覚でいる子は早く自覚を持って欲しい。




高校は、試験に合格しなければ行けないってことを。




決まった人数しか合格出来ないってことを。




その上で、自分の行きたい高校に合格するために本気で勉強するってことを実行してほしい。










ものすごーく、当り前のことを当たり前に言ってるだけなんだけどね。




行動しなければね。










人生の先輩からは、




「高校受験で人生の優劣が決まるわけじゃない」




って言われるだろう。










これ、正確に言うと




「行く高校で決まるわけじゃない」




ってことだと思うよ。










「高校受験での頑張り方」




これは、結構この先の人生のチカラになるものだと思う。










あくまでも通過点。




でも、大切な通過点。










そういう意識で、倍率も自分の励みにしてくれたらいいなーと思う。




がんばっていこー。











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