バツだけど花マル
小学5年生に国語の授業をしていた。
指示語の指す内容を捉える問題ね。
(問)次の下線部の指示語は、どの部分を指していますか。書きぬきなさい。
「向こうに公園がある。そこは昔、工場があった土地だ。」
すると、5年生のある子がこんな答えを書いてきた。
「向こうの公園」
す、す、素晴らしい。
本文は「向こうに公園がある。」だ。
でも
「向こうに公園」
ではなく
「向こうの公園」
と、「に」を「の」に書き換えてるわけよ。
だってそうしないとおかしいもんね。
後の指示語にそれを置き換えた時に
「向こうに公園は昔、工場があった土地だ。」
ってなるからさ。
だから
「向こうの公園は昔、工場があった土地だ。」
がイイっしょ。
そこをちゃんと判断して「に」を「の」に書き換えたのは素晴らしい。
いやー、感激した。
でもね。
これ、問題の解答としてはバツなのだ。
「書きぬきなさい。」
という設問では、勝手に言葉を書き換えてはいけない。
だから、この場合の正解は「公園」なのよ。
しかし、この際そんなことはどーでもいい。
この子の解答に花マル!!!
花マルなんて書いたことないので、ちょーヘタっぴ。
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