摩擦も必要なコミュニケーション
塾生のお母様から、たまにこんなことを言われることがある。
「親子で話すとケンカになるので、先生から話をして頂けませんか。」
例えば、日々の学習のことで悩みがあったり、志望校で悩んでいたりとかいう時に。
でもって、その後塾生と直接話をしたりすると、案外もう悩みは晴れていてスッキリしてるなんてことがよくある。
スッキリとまではいかなくても、落ち着いて話をしてくれて、こちらの話もちゃんと聞いてくれて。
そうやって話をした後で、その子のお母様にまた電話をもらう。
「ありがとうございました。先生に話をして頂いて落ち着きました。」みたいな感じで。
そこでよく思うんだけど、その子にとっては塾で話をするまでに家でたっぶり親子喧嘩してることが気持ちを整理する大切な時間になってるんじゃないだろうか。
気持ちを整理するとまではいかなくても、喧嘩してぶつかり合う時の摩擦が心をイイ意味でもみほぐしてんじゃないかなーとか。
そういう時間があるから塾でこっちの話をちゃんと聞ける姿勢になれるんじゃないかなーとかね。
だから、親子間の摩擦はとっても大切な、そして絶対に必要なコミュニケーションのひとつだと思う次第なのである。
まあね、そうは言っても大変ッスよね。
ぐじゃぐじゃになったら。
その場でスッキリなんてならないし。
でも、ぐじゃぐじゃのぐだぐだになりながらでも(どんなやねん)何とか進んでいきましょー。
何かあったらいつでも言ってくださいー。