中3の受験勉強~家庭学習について~
受験勉強といえば、今の中学3年生がやってる勉強は全て受験勉強と言えるんだけど。
学校の授業だって、塾の授業だって、宿題にしてもそう。
今から書くのは、授業を受けるという場以外の受験勉強について。
そう、家庭学習のことを振り返ってほしい。
塾の授業を一生懸命聞くというのは、もう全員よくやってる。
その場で理解しようという気持ちで。
そして、時間内に見直して覚えるという作業も集中してやっている。
でも塾の授業時間は限られてる。
その中での理解度や定着度には、もちろん個人差がある。
そして自分だけの時間、つまり家庭での学習時間はさらに大きな差が出来る。
それは、頑張ってる時間がそもそも違ってるはずだからだ。
塾の授業はみんなが同じ時間頑張ってる。
同じ時間頑張ってても結果に差は生まれる。
それが、家庭学習ではやる時間から違ってるから、その差は膨大なものになってくる。
やり方についても、誰の目にも触れない自分だけの時間でどのような勉強をしているのか。
どのくらい頭に残せているかを自分でどのくらい確認出来ているか。
どのくらい理解出来ているかを自分自身にどれだけ問うているのか。
家で、机についている時だけではない。
それ以外の時間、日常生活の中でどのくらい頭の中に勉強した知識を思い浮かべているか。
学校の休み時間だって、学校から帰って塾に出かける前の時間だって、頭の中で反芻する時間は作れるだろう。
そういうのを、やってる子はずーっとやってるんだよ。
成績がいい子のことを、「あの子は頭がイイから」のひと言で片付けない方がいい。
それだけやることやってるんだって、自分を振り返ってみた方がいい。
これで、一杯一杯なんて思わない方がいい。
もっともっと自分を鍛え上げるってこと、やっていいんじゃないかな。
やれると思うよ。
そういう時だよ、今は。
これは、ホクト進学塾の中3生へのメッセージ。