成穎中の入試を分析
佐賀県の小中高の入試。
その全ての学校の入試のトップを飾るのが成穎中学校。
平成26年度は1月4日が試験日。
年が明けたらもうすぐだよ。
試験は国語、算数の2教科と面接。
前年度の問題を見てみると、国語は180~200字の作文があって、漢字の読み書きが40問くらいある。
だから作文と漢字の練習をしっかりやっておくだけで、充分な対策になるんじゃないかな。
読解のレベルも標準的で、基本的な問題を練習すればよろしいでしょう。
算数も私立中の入試問題としては基本的な方で、そんなに難しくはない。
数量に関する問題と図形。
ただ、学校の教科書レベルと私立中の標準レベルというのが、ものすごくかけ離れているように感じる子は多いと思うので、練習をしていないと全く解けないということもあり得るかな。
練習といっても特別なことではない。
塾で使う教材であれば、基本的なレベルの問題集を確実にこなせればいい。
全体的に、適度ないい問題だなと思っている。
実施要項について。
募集定員は男女あわせて55名となっているが、実際には毎年80名以上が入学されている。
ここ5~6年で言うと、受験者は150~170名くらいで、合格者が80~100名くらいだったと記憶している。
そう、結構不合格が出るのよ。
試験日も最初だし、練習として受ける子も多い。
それから何といっても3年後は他校の高校受験が出来る私立中ということで人気が高い成穎中。
合格者数と比べて実際の入学者数の割合が高いなーという印象。
さすがである。
そして何とも好感が持てるのが、試験前日の1月3日午後1時まで願書を受け付けてくれるところ。
だから、まだまだこれから間に合うよ。
まあね、そうは言ってもしっかり勉強を積み重ねて受験して下さいませ。
基礎からきちんと固めていくイイ勉強をしてほしいなーと思う次第。