写真の思い出
毎年8月6日のブログに添付してる原爆ドームの写真は、高校生の頃に自分で撮ったものだ。
高校2年の三学期が終了した春休み、だから1987年の3月。
もう36年前になるんだね。
その時、高2の時のクラスメートと2人で旅行をした。
当時の西高は修学旅行が無かったのよね。
それで、その友だちに誘われて京都、奈良、大阪へ。
帰りの寝台車は明け方頃広島に到着。
そこで下車し、平和記念公園を散策して資料館も見学した。
初めて生で見た原爆ドームは思ったより小さいなという印象だった。
その時に撮った写真だ。
この2人旅は、自分の高校3年間の中で最も印象深い思い出であり一番良い経験だったように思う。
その友だちが今年の2月に亡くなった。
4年前に東京で久しぶりの再会を果たしたのが最後になった。
その後コロナ禍で遠方の友人と会う機会は無く、その時一緒だった同級生からの突然の知らせで彼の死を知った。
住まいが関東なので弔電を出すのが精いっぱいだった。
この写真を見ながらあの頃を振り返る。
何とも言いようが無いのだが、とにかく自分は生きている。
幾人かの親しい同級生が先に逝ってしまって、いま生きてる自分に色んな思いを抱かせてくれる。
せっかく生きてるんだから、刹那でも感動したい。
たとえ悲しみや苦しみが伴ったとしても心揺さぶられる歓びを味わいたい。
そのために、どうするか・・・。
そんな思いが授業の中で何となくでも伝わってほしいなと思っている。
☆こちらもどうぞ
⇒『木須正明Twitter』
⇒『ホクトInstagram』
⇒『入塾をお考えの方へ』