今年の県立高入試問題
5教科全てに目を通しての感想をちょこっと。
出題形式の変化というのは、オレはほとんど気にしない。
それは毎年全く同じ形の問題が作られる方が不気味だろ。
今年が去年と比べて変わった部分があっても何ら不思議ではない。
オレが塾講師を始めた28年前の問題と今の問題ではパッと見の出題形式はずいぶん違ってる。
だから過去問をやってればいいと思ってる人は目先の変化で慌てるんじゃないかな。
これは以前からずーっと言ってることで、今年の問題を見ても改めて「そうだろ」って確信してること。
受験勉強は近道や特効薬を求めずに、コツコツと基礎学力のトレーニングを続けて土台を固めることが何よりも大切だ。
入試問題は単なる一問一答のようなものではないよ。
例えば社会では地図を見て、グラフや表などの資料を読み取り活用して答えを出すような問題だ。
そういう問題が出来るようになるにはどうすればいいか。
その答えが基礎学力のトレーニングなんだ。
継続してゆるぎない土台を作ることなんだ。
合格への最短距離を走りたい?
成績を伸ばす勉強のコツが知りたい?
そんなのは
「私、努力を続けるのはキツいしめんどくさいから楽してサボって結果だけほしいんです」
と言ってるのに等しい。
恥ずかしくないか?
誰が何と言おうが、オレはそう思うぞ。
☆こちらもどうぞ