具体的な指示が良いとばかりは思わない
授業でも、生徒に出す指示は「具体的に、簡潔に」というのが最近よく言われるセオリー。
生徒が理解しやすいように、動きやすいように、そうあるべきだというのは当然だろう。
しかし、いつの場合も「具体的に、簡潔に」。
どんな状況でも「具体的に、簡潔に」。
会社で上司が部下に出す指示も「具体的に、簡潔に」。
こればっかりでは、かえって人は育たないという気がしてならない。
基本的には「具体的に、簡潔に」。
ほとんどの場合はこうよ。
でも時には、抽象的な問いかけに悩んでみたり、長々と続く話を聞きながら自分で要点を探してみる、そんなことがあってもいいだろう。
そういうことも頭の隅に置いておきたいものだ。
なかなかね、こうすればああなるという単純なものではないけれど。
人はそうやって生きていくものなんじゃないかしら。
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