柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
ご存じ正岡子規の俳句である。
法隆寺を訪れた後茶店で一服して柿を食べていると、鐘が鳴り出してその響きに秋を感じたというような意味らしい。
正岡子規と言えば、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読み始めたのが21年前の今くらいの季節だった。
全巻読み終わるのに1年以上かかっただろうか。
すっかり子規と秋山兄弟のファンになって、その後松山の正岡子規記念館も行ってみたりして。
NHKのドラマも良かった。
そんなことを徒然に考える秋。
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
子規がこの句を詠んだのが、今から120年近く前の今日、10月26日だそうで。
それに因んで、10月26日は「柿の日」なんだって。
あー、柿食べたくなったなー。