勇者たちの中学受験(後編)
昨日の続き。
偏差値の高い学校に合格した子が決して受験の勝ち組と言えるわけでは無い。
第一志望の学校に合格出来なかったら幸せになれないわけでも無い。
この本の3つのエピソードを読んでいくと、親たちはまず「受験勉強に挑む子どもたちの頑張り」を期待しているように思える。
そうやって取り組む中で得られる達成感や、上手くいかない時でもくじけず頑張ることを経験してほしいと思っているように感じる。
そして受験の経験から、我が子が人として成長することこそ親としての一番の願いなのではなかろうか。
受験本番まで精神的な紆余曲折も在り、結果も悲喜こもごもであったけれど、最後まで頑張り抜いた子どもとその親たち全員を「勇者」と呼ぼう。
そんな意味を込めたタイトルではないかと想像した。
受験は結局、子どもと親の両方がしっかり意思の疎通を繰り返して、納得のいく学校へ進学出来ることが一番良いのだ。
その時は100%満足のいく結果は得られない場合もあるが、いま出来る最善を尽くすことから逃げない方がイイ。
そして学校というのはホント色んな特色があって、それらの情報を得ることも大事だなと思わされる。
私学なんか特にね。
理事長もそういう部分に共感されることが多かったのかなと思える。
その場で咄嗟に頂いた本なので、付箋が貼ったままだった。
さらに赤線が残ってたり。
「あー、この部分に赤線が」
「おー、ここのページに付箋が」
なんて思いながら理事長の読書を後追いする感覚も新鮮で楽しかった。
ありがとうございます。
以上、オレの読書感想文はこれにて終了。

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