終わりは無い
オレの普段のブログイラストはこれで完成という基準を持って描いている。
鉛筆で下描きしてGペンでペン入れ。
大体の完成図が頭の中にあって、ひと通りそこまで仕上げたら終わり。
まあ、失敗したり気に入らない部分があれば少し修正するが、日々ブログをアップしてるし出来るだけ早めに区切りをつけるようにしている。
それでもイイ感じでいつも描けてると自分では納得していた。
ところがだ。
色鉛筆画を習い始めて半年近く経った今。
思い知らされている。
これで完成なんてことは無いのだ。
色は塗れば塗るだけ変化する。
丁寧に塗り重ねればそれだけ色に深みが増す。
もっと塗ればもっと良くなる。
更に良くなるためにもっと塗る。
思い描くイメージに近づくために、その色を追い求めるように塗り続ける。
これだけ塗ってもまだ完成という気持ちになれない。
そんな感覚を持つようになった。
物事は何でもそういうものかもしれない。
終わりなど無いのだ。
今、目の前にある状態は次の自分の行動でどのようにでも変化する。
どこに何色を塗ろうか。
試行錯誤しながら、それでも塗り続ける。
そうやって自分自身の満足を求め続けていくのが人生だ。(何の話だ)
それでもこの絵は今回で一区切りにする。
次回は別の角度で描き始める。
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