桜桃忌(おうとうき)
6月19日は太宰治の誕生日。
さらに玉川上水に入水自殺した太宰の遺体が上がったのも6月19日ということで、この日は太宰をしのぶ日となったそうな。
ということで6月19日は太宰の小説「桜桃」にちなんで「桜桃忌」と名付けられ、毎年お寺で法要が営まれているとのこと。
数年前にちょっとハマって幾つかの作品は読んだ。
面白いなあと思った。
だらしない部分やズルい部分とか。
自分の内面の弱さをこれでもかとばかりに赤裸々に綴っていく文章は、なんか入り込んじゃうのね。
それに堅苦しくない文体が読みやすさを感じた。
人間はそんなに強くない、美しくも無い。
みっともない生き物だが必死にもがいて生きている。
そんなことを感じたり。
でも最後があんなふうに終わってしまって、ちょっと共感しづらいこと多々ではあるが。
しかし、あれだけの作品が残ってる。
いつか読みたいなと思ってのがまだ幾つかあるんだな。
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