ツバメの勇気
ずいぶん昔の話になるが、以前勤めてた教室の玄関にツバメが巣を作ってた。
毎年やって来て、そこで子育てしてたんだよね。
その時期は毎日ツバメのフン掃除をがんばってた記憶がある。
ある年のこと。
例年通りツバメがやって来て子育てをして、そろそろ巣立ちかなという時期になっていた。
その日はヒナたちがワシャワシャ言っててちょっと興奮気味だった。
そんな日の午後、買い物から戻り車を降りて教室の玄関まで歩いていたその時。
突然、親ツバメがオレに向かってスピードを上げて飛んできた。
一瞬あっけにとられたが、思いっ切り顔に近づいて来たんで、しゃがんでよけた。
その後、旋回してまた突進してきた。
計3回アタックされて、慌てて教室へ駆け込んだ。
それ以来、ツバメが怖いんだけどね。
ツバメにしてみれば、我が子を守ろうという本能的な行動だったのかもしれないが。
しかし、相手は人間(オレ)。
自分より何十倍もデカい相手に突進するのは、むしろツバメの方が怖いんじゃないかと思う。
本能とはいえ、勇気あるなー。
人間はなかなか出来ないね。
いや、オレは自信無い。
しかし、ツバメの勇気を見習いたいという気持ちはある。
自分の本意ではなく、強い力に従わなねばらんという場面に出くわした時。
果たしてその勇気が持てるかどうか。
勇気を持って行動したいが、いざ出来るか。
そんな自問自答の日々だ。
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