雨水(うすい) 2016年
今日は『雨水(うすい)』
空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になるという意味。
春一番が吹くのもこの頃。
雪が雨に変わる。
氷が水になる。
この変化と時を同じくして、大きな変化を迎えるのが中3受験生だ。
特色選抜の結果が出て、一般選抜での志望校を最終決定した受験生。
この受験生たちは、雨水から啓蟄(けいちつ)までの2週間程で劇的に変化する。(はず)
「真剣に」とか、「必死に」とかを通り越して腹が据わった状態で勉強する瞬間が訪れる。
もちろん個人差はあるが、こういう経験を一瞬でも出来た子は見違えるように成長する。
その変化を見守るこの時期が、高校受験を指導する者にとっての一番の醍醐味だと思ってる。