ミライモンスターの指導者
近い将来のトップアスリートを目指す若者にスポットを当てるTV番組「ミライモンスター」。
この前たまたまチラッと見たんだけど、ちょっと引き込まれた。
市立船橋高校の男子バスケ部キャプテンが主人公。
冬の全国大会(ウインターカップっていうのかな)出場を目指すチームに密着してたが、やっぱり職業柄そのチームの指導者に目が行くのね。
県大会の最終決戦を見据えての練習試合、先生が終了直前のキャプテンのプレーを激しく責める。
怒鳴り声をあげて厳しく。
終了直前、ゴール前に攻め込んだキャプテンは最後味方にパスを出し、そこからゴールにつながらず試合終了で敗戦。
そのプレーに迷いがあったそうな。
それでも全国を目指すチームのキャプテンか、と厳しく。
そんな練習試合の時の厳しい顔。
それから本番直前の学校での練習後、チームのみんなに特製のTシャツをプレゼントしてる時にはとっても優しい顔。
イイ先生だなー。(単純にそんな感じを受けた)
いよいよ本番。
決勝戦は最後まで僅差の好ゲームになった。
そのタイムアウトでの先生の声かけの様子。
「最後は気持ちだぞ」と励ます声がとても優しく響く。
練習試合の時とは違う柔らかい表情に見えた。
終了直前、この前の練習試合のような状況になる。
キャプテンがボールを持ち、そこからゴール前に攻め込む。
ここでキャプテンは迷わなかった。
一気に自分で突っ込んでシュート。
シュートは入らなかったが、相手のファールをもらってフリースロー。
その2本を確実に決めて、勝利を決定づけた。
練習試合の時に先生から厳しく言われたことが活きたんだよねー。
見事に全国大会出場を決めた市立船橋。
番組では、指導者の色んな顔が見られて面白かった。
色んな顔。
それは、指導者の様々な工夫であり、強い意志であり、深い愛情の表れなのだろう。
そんなことを思った番組。