「好き」の説得力
コンバースは白のハイカットを履いている。
新しく買おうと思ってて、今度はハイカットとローカットどっちにしようかずっと迷ってた。
基本ハイカットが好きなんだよね。
やっぱりコンバースといえばコレ、みたいな。
ただ気分を変えてみたいという思いもあったりして、ハイカット7割:ローカット3割くらいの気持ちでショップへ足を運んだ。
近くにいた店員さんに声をかける。
「試着したいんですけど、サイズありますか?」
「はい」
・・・。
なんか、愛想無いね。
名札を見たら研修中の新人さん。
あー、でももうちょっと元気出せばいいじゃんね。
まあいいや、試着試着。
うわ、ローカットを履いてみたらめっちゃイイじゃんね。
これは悩む。
7:3だった気持ちが五分五分になってきた。
ふと、目の前の新人店員さんに聞いてみる。
「どっちがイイと思います?」
「個人的な好みですけど・・・」
およ?
「私は絶対ハイカットがいいです!」
およよ?
突然新人店員さんの目が輝き出したぞ。
なぜハイカットが好きか、ローカットも悪くないけどハイカットの良さ、自分の好きなポイントなどなど色々と語ってくれた。
これがオレの好みにもぴったりハマったのだ。
「ハイカットにしまーす」
即決。
コレだよ、いい悪いじゃない、自分が好きかどうかが全て。
若い店員さんの「好き」の説得力に触れた心地良い買い物だった。
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