立ち止まり、そして
清和さんの横を歩いてた。
ふと立ち止まる。
門が閉まってる。
正門が閉まってる時に横を通り過ぎることはこれまでに何度もあったはずだが。
何となく中央のアレに目がいった。
コレ。
カッコいいな。
これから10年、20年、さらに50年後。
渋く年季が入った色になっていくんだろうな。
なんて普段思いもしなかったことを考えてみたり。
立ち止まった時は周りをぐるりと見渡した方がいいね。
足元を見るだけじゃなく、周りを。
今まで見ようとしなかった景色が見えたり、考えもしなかった思いが浮かんだりするかもしれない。
せっかく立ち止まったんだから。
足元を見て、周りを見渡したら、今度は上の方を見上げてみたりして。
おー、実がなってる。
桜の木もまだ楽しめる。
立ち止まるから楽しめることもある。