君は薔薇より美しい
つい先日、布施明をテレビで見た。
布施明といえば、オレの中では「歌謡界で一番歌が上手い男性歌手」というイメージなのだが、本人は自分自身への音楽に対するコンプレックスと格闘する歌手人生だったらしい。
専門的に音楽を勉強したバックボーンが無いという不安だらけだったという布施明。
歌が上手く歌えてるなんていう意識も無かったそうな。
布施明は、単に精神的な不安とか、謙遜からではなく、ホントに高いレベルで自分の歌の実力を認識していたんじゃないかなーという気がする。
今でも満足のいく歌唱は出来ていないと言う。
そんな布施明が久しぶりにオリジナルアルバムを作ったそうな。
その中の一曲で、布施自身スゴく上手く歌えたなーと思えた部分があったらしい。
一曲の中の一小節だけ。
たったの一小節だけなんだけど、今までで最高の歌い方が出来たという実感があったそうな。
これから目指す歌い方が見えたような感じがしたんだって。
そんな意識で自分の理想とする歌い方を追い求めてるから、50年以上も現役で歌い続けていられるのかな。
とっても素敵な布施明だった。
教室の薔薇も素敵だ。
黄色い薔薇もイイよね。
しかし、目の前の問題に必死で取り組む塾生たちの姿は、きっと薔薇よりも美しい。
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