自然の生命力
小学生用の国語教材で読んだ話。
森林を伐採することが、「生態系を壊すこと」に即つながるってわけではないらしい。
大きな木をたくさん切り倒す。
すると、その下にあってこれまで日光を浴びることが出来なかった植物たちに光が当たるようになる。
その植物たちが繁殖し、森林だったところが草原になる。
そこにまた虫たちが寄って来て、新たな食物連鎖が出来上がる。
とかなんとか。
草原になったところも全てコンクリートで固められ、ビルの立ち並ぶ都市がつくられたとする。
そうなるとさすがに生態系は壊れるのかというと、そうではないらしい。
道路の端っこにホコリみたいに土がたまったところに雑草が根をはる。
いずれ雑草はコンクリートの隙間からもしっかり伸びてくる。
それらの植物には昆虫が寄って来る。
そして新たな食物連鎖が生まれるのである。
とかなんとか。
だから、森林を切り開いた人間は、「生態系を壊した」のではなく「生態系を変えた」と言った方が正しいんだとか。
こんな感じのねー、読んでて面白い話が結構あるのよねー、国語教材って。
子どもたちにも楽しんでほしいわ。
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