佐賀西、佐賀北、学区変更で難易度アップ?
佐賀の県立高校は、これまで4つの通学区域に分けられていた。(普通科に限り)
高校名で言うと、
鳥栖、三養基、神埼が東部学区。
佐賀東、佐賀北、佐賀西、致遠館、小城が中部学区。
唐津東、唐津西、厳木が北部学区。
武雄、伊万里、鹿島、白石、太良が西部学区。
これが、来年度の入試つまり現在の中3生の入試から、2学区に変更になる。
東部と中部がひとつになり東部学区に。
北部と西部がひとつになり西部学区に。
これまで学区外からの受験者は定員の20%以内という枠があったので、例えば鳥栖から佐賀西を受験しようと思う場合、その枠内に入るというレベルを考慮して合格ボーダーラインは高めに考えるのが常識だった。
そのため、学区外受験者というのは必然的に数が少なくなる。
今回の入試以降、東部と中部がひとつになるということは、これまで学区の枠のために佐賀西や佐賀北を敬遠していた鳥栖、三養基、神埼地区の受験生が佐賀市内へという流れが少し増える可能性がある。
そこで予想されるのは、佐賀西と佐賀北がこれまで以上に合格ボーダーラインが高くなるのではないかということ。
たぶん人数としては多少増える程度のものだと思う。
ただ、この「多少」という数が侮れない。
ギリギリでチャレンジする子にとっては、1問2問のケアレスミスがこれまで以上に大きく合否を左右することになるだろう。
よって、佐賀西、佐賀北を目指す中学生諸君。
早めに受験を意識して、コツコツ勉強する習慣を身につけようではないか。
※致遠館についても当然希望者が増す可能性はある。
※商業、工業など普通科以外の高校は以前から全県一区の受験だったので対象外。
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