変わらないという凄み
仕事絡みで会う人の中に尊敬している方が、1人だけいる。
教材の営業マン。
本屋Nの営業をされているRさん。
もともとは教材メーカーの営業をされていて、もう20年前から知っている。
そこを退職された後、現在の本屋Nで営業をされている。
尊敬の念を抱くようになったのは、ここ数年のことだ。
とにかくこのRさん、20年間ずーっと変わらない。
営業スタイルも、態度も、風貌も、ずーっと同じなんだ。
ド新人のペーペーの塾屋だった自分にも当時からスゴく丁寧な物腰で、その態度は20年経った今も変わらない。
今の時代、愚直に映るかもしれないような営業スタイルも昔のまんま。
展示会の前日には必ず電話をかけてきて「よろしくお願いします」とひと言。
さっき「愚直に映るかも」と書いたが、実際に失礼ながらあまり話も聞かないような時期もあった。
アピールするものは無いと感じてた時期もあった。
しかし、ずーっと変わらないんだな。
変わらずに、やり続ける。
そのことの凄みを感じたのはホントにここ数年。
それからRさんって、スゴいなーと思うようになった。
数日前も展示会の案内電話がかかってきた。
で、次の日行ってきた。
変わらぬRさんがいた。
初めて年齢を聞いたんだ。
72歳だそうな。
さすがに高速を走って車で営業回りってのは、もうされてないらしいけど。
でもスーツ着て、まだまだ現役、変わらぬ風貌だった。
・・・変わらぬ風貌。
20年前から見た目が変わらない印象だ。
あの頃のRさん50代だったのか。
貫禄だね。
Rさん、いつまでもお元気で。