指導する側から見る学び手の分類
学ぶ側にも色々なタイプがあってね、簡単に分類してみようかな。
① 指導者の話を聞く気が無くて聞いていないので、上達しない。
② 指導者の話を聞く気はあるが集中出来ずに聞けないので、上達しない。
③ 指導者の話を聞いているが、上手く出来ずに上達しない。
① をさらに細かく分類してみる。
①-A 自分は出来ると思って聞く気が無い。
①-B 指導者のことが嫌で反発して聞く気が無い。
①-C 学ぶことそのものが嫌で聞く気が無い。
①-D 自分に自信が無く、聞いても無駄だという気持ちが強くて聞く気が無い。
② をさらに細かく分類してみる。
②-A 自分では無意識だが、気づいたら別の事を考えていて聞けない。
②-B 聞こうとしているが、指導者の話が難しくてついていけずに聞けてない。
②-C 自分に自信が無く、勝手に難しいと決めつけて聞けていない。
③ をさらに細かく分類してみる。
③-A 上手く出来なかった後、修正ポイントを自分で意識せず同じミスを繰り返して上達しない。
③-B 修正ポイントは意識してちゃんとやろうとするが、どうしてもミスをしてしまう。
それぞれのタイプに対して、よりベターな指導を考えていけたら上達の可能性も広がるかもしれない。
大切なのは、その違いを見定める眼と、それぞれに違った対応を試みる柔軟性。
そして、今回このような分類をしてはみたが、あくまでも便宜的なものであってこんなに単純にタイプ分け出来ることばかりではないということを前提に、その場その場その子その子に対してものを考えていく姿勢を持ち続けること。
そんなことを、テニスをしながらぼんやりと考えた月曜日の朝。
オイオイ、集中してないじゃん!