大寒(だいかん)
今日は『大寒(だいかん)』
1年中で最も寒い時季。
そして、寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込む時期。
寒ければ寒いで、それを利用して生活の糧とする。
人はそうやって生きてきたんだね。
上のイラスト、自分で結構気に入ってる絵のひとつだが、鉛筆と消しゴムと言えば試験。
試験と言えば、昨日で大学入試センター試験が終わった。
初日の朝、テレビでキャスターが「センター試験の日は毎年なんでこんなに寒いんでしょうね?」と気象予報士に問いかけたら、
「そういう時季なんです。」
のひと言。
思わず笑ってしまったが、考えようによっては大切な深い言葉かもしれない。
寒い時は寒いんだ。
そういう時季なんだ。
だから、そこから予想される環境、状況に備えて準備しておくべきなんだ。
そして、予想出来ないことが起こっても、その中で対処していく気持ちの切り替えやたくましさが必要なんだ。
受験生もね。
出来るだけ集中出来る環境ってのを作ってやるのは試験を実施する側の責任として当然のことなんだけどね。
それでも色んなことはあるよ。
同じ教室に咳やくしゃみがいつまでも続く子がいたとか。
隣の席の子の貧乏ゆすりが激しかったとか。
試験監督の態度が悪かったとか。
機械のトラブルがあったとか。
そういう状況でもね、やんなきゃいけない時はやんなきゃいけないからね。
そういう時でも自分自身が集中するってことに気持ちを向けられるようになりたいね。
まあまあ、そういうこともあるさってね。
じゃあ、その中でどう対処していこうかいってね。
寒い季節、ひとつそんなことも考えてみようではないか。