絶望の瞬間

 

オレが「絶望」という言葉をつかいたくなるほど落ち込む瞬間。

 

それは爪楊枝(つまようじ)の束を床に落っことした時だ。

 

いつも買った時のケース?入れ物にそのまま入れて使っている爪楊枝。

 

そのケース?入れ物をたまに落としちゃうのよ。

 

たまに、というか、最近半年の間に3回やっちまった。

 

落とした瞬間、ケース?入れ物(いいかげん面倒くさいな)のフタが開いて中の爪楊枝が全部どばーっと床に散らばる。

 

その状態を見て呆然となる。

 

その瞬間だ。

 

「絶望」

 

そんな気分。

 

 

しかし立ち尽くしてばかりもいられない。

 

動き出さねばならぬ。

 

こんな時は一度に済まそうとせず、ちょっとずつ拾った方がイイ。

 

自分としてはその方が確実に前に進めるような気がする。

 

1本ずつ向きをそろえ、少しずつ束にしてケース?入れ物(しつこい)に戻していく。

 

作業が進むにつれて絶望の気分が薄れていくのが分かる。

 

はい、元通り。

 

これで気が晴れる。

 

人生はそんなことの繰り返し。

 

・・・なのだろう。

 

 

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