ウサギとカメは何を見ていた
ウサギはカメを見ていた。
カメはゴールだけを見ていた。
カメばかり見ていたウサギは、リードした前半は気を抜きサボる。
抜かれたらあわてて、結局自分の走りに集中出来ずに負けてしまう。
一方、カメは目標となるゴールだけを見つめて必死に自分の精一杯で走り続ける。
他者から見れば歩くに等しい速度だったかもしれないが、最後まで足を動かし続けて勝利した。
「なぜウサギは負けたのか?」ということでよく語られる話だが、割と何にでも当てはまるよね。
例えば中学生。
目標のゴールを入試本番で良い成績を取ることだと設定するならば・・・。
そこだけを見つめて、それに向かって走り続けることだ。
途中の勉強、テストはそのための走りの一環だと考えるべきね。
学校の定期テストの勉強が、定期テストをクリアするだけが目的ならば試験が終われば忘れてしまう。
これも入試のための勉強ならば、定期テスト後も頭に残そうとする。
宿題も提出のためだけの宿題ならば、出せば終わり。
そんなその場しのぎの宿題では目標に近づく走りの一環には成り得ない。
気持ちのブレも走りの邪魔をする。
テストの良し悪しで一喜一憂し過ぎるとかね。
志望校判定で浮かれたり落ち込んだりもね。
周りの状況は自分を奮い立たせる刺激になる程度に捉えるのがイイ。
やる気がどうのこうのと言う暇があったら、ゴールだけを見て手足を動かし続けるのだ。
そして更に、その先にもうひとつ付け加えたいことがある。
が、それはまた次の機会に。
☆こちらもどうぞ