サガテレビ森アナの高校受験奮闘記 Part２

学校
2015.06.12

さあ、森くんの高校受験奮闘記の始まりである。

「西高は無理」と担任の先生に言われて相当ショックを受けた。（そりゃ言われるよ）

しかし、その後の行動が明快だった。

中体連が終わってからの森くん、とにかく勉強しまくったらしい。

塾にも通っていた。

そこでの授業で学習のキッカケをつかみ、家ではとにかく問題集を解きまくった。

その様子は、森くんが放ったひと言にハッキリあらわれている。

「勉強しかしませんでした。」

テレビはもちろん、音楽すら一切聴かなかったそうだ。

その日このページまでやると決めた問題集は、そこが終わるまでは絶対に止めなかった。

そういうリズムに慣れてくると、自分で勉強することが楽しくなってきたらしい。

自分で事細かに計画を立てる。

１日１日必ず実行していく。

そうして伸びていく自分、結果の出ることが、自分で実感出来たのだ。

そして学年１２０位以下だった成績が、最終的に４０位くらいまで伸びたんだよ。（完全に西高圏内）

これはねー、スゴいよ。

附属中の出身者、現在附属中の子、子どもを附属中に通わせた保護者さん、そして附属中で先生やったことある人、さらに附属中の生徒を持つ塾屋なら分かるだろう。

附属中でこの成績の伸ばし方が、いかにスゴいことなのか。

この話を最初に聞いた瞬間から、森くんのことをとても尊敬している。

ソフトな表情の奥に凄まじい程の芯の強さを秘めた男だ。（ほめ過ぎた）

そして佐賀西に見事合格を果たし、高校入学後の最初の県下一斉模試まで素晴らしい成績が取れたそうだ。

最初の県一まではね。

その後の成績は、これまた紆余曲折あるのが高校の奥深いところだ。

しかし、森くんは中学生の時、一ノ瀬裕子ちゃん（元サガテレビアナウンサーで現在フリー）の講演を聴いてアナウンサーになりたいと思ったらしい。

その思いを貫き、本当にアナウンサーになる目標を達成することが出来たのは、この高校受験での努力が少なからず土台となっているはずである。

森くんの高校受験奮闘記、この話から学べることはとてつもなく大きい。