2014年 佐賀県立高校一般選抜入試問題 理科の独自分析~来年以降の受験生必見!!!~

 

一昨日の県立高校一般選抜初日。

 

この日の2教科目に行われた理科の問題を私なりに分析してみよう。

 

 

昨日の新聞に載ってた問題を解いてみた。

 

ちなみに、新聞の中に中学校の先生が出題傾向を分析した記事が一緒に載るんだけどね。

 

理科については、こう書いてあった。

 

後半の部分を抜粋してみる。

 

 

「今年はグラフから数値を読み取って計算したり、順序立てて物事を考えたり、変化の様子を捉えたりする問題が多く、知識のみを問う問題は少なかった。単に答えを覚えるのではなく、疑問を解決していく学習が大切である。」

 

 

とのこと。

 

ふむ。

 

全くおっしゃる通りなのであるが、ひとつ。

 

「知識のみを問う問題は少なかった」

 

このひと言は引っかかる。

 

 

本当にそうだろうか?

 

 

そこで、実際に出題された問題を解いて次の3つに分類してみた。

 

「知識のみを問う問題」をAとする。

「計算や思考が少し必要だが、基本的な知識があることが前提でほぼ知識のみと言ってもいいくらいの問題」をBとする。(長いな)

「完全に知識のみではない、与えられた資料からその場で判断したり考えたりする問題」をCとする。

 

 

配点通りに得点で出すよ。

 

全部で、50点満点だ。

 

そのうち、

Aにあたる問題・・・23点

Bにあたる問題・・・19点

Cにあたる問題・・・ 8点

 

という分類が出来た。

 

 

Bにあたる問題の判断が多少意見の分かれるところかもしれないけどね。

 

ただ、個人的には「Bにしたけど、この問題はAにしてもいいんじゃないの?」っていう問題も多かったなーと思ってる。

 

 

さあ、どうだろう。

 

明らかに知識のみを問う問題だけでも、23点分あるんだよ。

 

Bの19点を合わせれば、42点。

 

AとBにあたる問題は、ハッキリ言って知識のみを答えるための学習で正解出来る問題だ。

 

知識のみを答えるための学習・・・つまり単純な暗記だね。

 

それで解けるようになる問題だよ。

 

 

それが、42点分。

 

 

これで、知識のみを問う問題は少なかったと言えるだろうか。

 

勘違いしないでくれ、問題を批判してる訳じゃないよ。

 

どうすれば入試問題の理科で得点が取れるようになるのか、その対応を勘違いしちゃいけないよってことを言っている。

 

 

「順序立てて物事を考えたり、変化の様子を捉えたりする」ってことは当然必要なことだ。

 

「単に答えを覚えるのではなく、疑問を解決していく学習」が大切なのも当然でしょー。

 

 

ただね、そんなことは基本的な知識があるってのが前提に成り立つ学習でしょー。

 

そこを分かってないとね、解けないよ。

 

 

1番分かってないといけないのは、中学生の君たちよ。

 

基本的な知識を覚えるのは君たち本人なんだからね。

 

学校の授業はもちろん、その他色んなところで理科について興味関心を持ってほしい。

 

それが理想だよね。

 

 

でも、全然好きじゃないって人、全く興味持てないって人もいるだろう。

 

そういう中学生に言いたい。

 

「だから、理科は難しい」とか、「理科のテストで点数取るのムリムリー」とか、思わないでね。

 

理科が好きじゃなくても、テストで点数取れるようになるのは可能だ。

 

やっぱりねー、基本的な知識の暗記なんだよ。

 

 

今年の理科の入試問題も、それを証明してくれてると思うよ。

 

みんな、「すり込み理科ちゃん」でキッカケつかんでちょーだい。

 

 

以上、独断と偏見の自信に満ちた入試分析。

 

おしまい。

 

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